介護業界で転職を成功させるには時期を見極めることが大事なポイントです。どの業界にも離職者が増加する時期があるように、介護業界にも離職者が増える時期があるので、その時期を見逃さないことです。
年間を通して介護の世界でも、離職と転職人数が増加するのは、12月がトップだといえます。1年の締めくくりの月でもあり、冬の待ちに待ったボーナスのシーズンでもあるため、冬のボーナスをいただいて年内での退職というパターンが多くなっています。新しい年を迎えて、新しい職場で、心機一転働きたいという気持ちも重なり、ちょうどよい転職時期にもなります。
介護業界の正社員としてもボーナスは、夏よりも冬の時期の方が、金額は多めの傾向になるのも理由です。この傾向を受けて求人チラシやハローワークの求人でも、年末年始は介護業界の求人募集が増えます。
その次に介護の世界の離職率が上がるのは夏です。真夏に介護の仕事をいったん辞めて次を探す人が多いのは、夏のボーナスがあるためであり、夏のボーナス支給とともに、現職場を去っていきます。冬のボーナスの方が若干でも多いため、冬まで残る人もあれば、気持ち的な余裕もなくなり、とりあえず夏のボーナスまでは頑張るという人もいます。
いずれにしろ、できるだけ数多くの介護業界転職の求人情報を手に入れるなら、夏のボーナスの時期と年末年始を狙うようにするといいでしょう。多くの求人があるほど、より自分に合った場所を選び抜くことができます。